阪急逆瀬川駅からスタートし、六甲山山頂を目指して東側から登るルート。
六甲山を登るルートは多数あるが、一般に「六甲山」と言えばこのコースを指すことが多い。
全長が11Km、6~7%の傾斜から始まり徐々に傾斜を強め、中盤以降は10%前後を中心に14~16%の激坂が織り込まれ、基本的に休めないコースレイアウトになっている。
最後の信号機までの前半6Kmは比較的緩めの勾配で構成されており走りやすい。
しかしそこからの残り5Kmは10%前後が延々と続き、時折14~16%の激坂が現れるという非常にキツいコースであり、中級者以上向けである。
5~7%程度の休める場所も短いながら数ヶ所あるので、「ここは休める」という場所でしっかり回復出来るかが攻略の鍵。
道路状況は前半が市街地の狭めの道であり交通量も多く注意が必要だが、後半は走行に不安はない。
ただし、折り返しでこのコースを下る際は、後半部分中盤の黄色い減速帯に注意。
段差が大きく、自転車が跳ねて落車する危険性もあるので、充分減速しながら走ろう。
スタート地点
逆瀬川駅前のバスロータリー脇からスタートする。
すぐに橋を渡り、川の右側を走ろう。
第一ストレート
スタート直後、1.2Kmある川沿いのストレート。
真正面に甲山が見える。
第二ストレート
左にゴルフ場を見ながらの1.6Km第二ストレート。
前半が5%程度で、後半が7%程度。
第三ストレート
ネット状の屋根のあるストレート、1.3Km。
ここは下りもあるので、足と心肺を休めよう。
甲寿橋交差点
ネット上の屋根を抜けると出てくる交差点。
ここは真っ直ぐ直進。
裏道分岐点
交差点から600m進んだ先にある分岐点は直進。
左折の裏道は、帰路で使うと良い。
この先10%程度の強坂がしばらく続く。
盤滝トンネル東交差点
6Km地点、最後の信号を左折。
ここからが逆瀬川ルートの本番、残り5Km。
T字路
6.3Km地点のT字路は道なりに直進。
ここから傾斜が強まり、以降休める場所がほぼない。
大きな法面の左ヘアピン
ここ7.3Km地点辺りから勾配が強まり、14%級が頻発してくる。
二連ヘアピン
7.6Km地点の二連ヘアピン。
この付近も14%級の激坂に挟まれている。
激坂の見えるストレート
二連ヘアピンの後の直線。
正面に再び激坂が見える。
複合コーナー
8.8Km地点のS字から二連ヘアピン。
この付近が最後の激坂で、最もキツい勾配。
芦有ドライブウェイ宝殿料金所
これ以降13%級のような激坂はない。
まだまだ苦しいが、残り2.2Km。
白山神社鳥居
左に赤い鳥居が見えると、残り1Km。
この辺りから傾斜が緩み始め、絶景が見え始める。
鉢巻山トンネル
長かった登りはここでほぼ終わり。
残り500mは息を整え、「楽勝ですが何か?」という顔でゴールへ向かおう。
ゴール地点
ゴールである一軒茶屋。
一軒茶屋の向かい側に六甲山山頂への道や、新設されたトイレがある。