県道51号線・有馬街道を生瀬から芦有ゲート前交差点、有馬温泉手前まで登るコース。
全長は約8.4Kmと比較的長丁場であり、平均斜度は5%弱だが下りを含んでおり、実質的には6%強を見込んでおくと良いだろう。
傾斜に緩急があり適度に休めるので、初心者にも「タップリとしたヒルクライム」として楽しむことが出来ると思われる。
全体的なイメージは、緩い傾斜から徐々に強まる前半、緩急のある中盤、アップダウンの激しい後半という構成。
中盤終了間際のコンビニ手前の壁が一つのネックで、そこで体力を使い切ることがないよう心掛けて欲しい。
道は綺麗な部類で問題はないが、路肩が狭い割に車通りが少し多く、特にダンプがよく通るので注意が必要。
風化した花崗岩で形成された蓬莱峡は雄大であり、一見の価値あるお勧めのコースである。
スタート地点
大多田橋交差点から陸橋に向かってスタート。
ここまでの国道は非常に狭く注意が必要。
序盤
序盤は3~5%程度から始まり、少しずつ緩やかに傾斜が増していく。
尼崎信用金庫 蓬莱峡山荘前
1.9Km地点のここから第一ヘアピンまでの300mが前半の壁、最大12%。
第一ヘアピン
左に蓬莱峡が見える第一ヘアピン。
ここから第二ヘアピン過ぎまでは傾斜が緩む。
第三ヘアピン
3.8Km地点の第三ヘアピン。
ここから船坂交差点まで7~8%の坂が続き、かなり長く感じる。
船坂小学校前交差点
ここから次の船坂交差点までが12%程度の、中盤終了間際の300mの壁。
キツいが体力を使い切らないようにしよう。
船坂交差点
右にコンビニがある、5.5Km地点の交差点。
ここを蓬莱峡のゴールとする向きもある。
その場合、距離5.55Km、獲得標高340m、平均斜度6.13%、最大斜度12%というスペックになる。
後半開始
船坂交差点直後に良さげなワインディングが見える。
近辺にはカフェやレストランなども充実。
ここからの後半戦はアップダウンの繰り返しとなる。
最大の壁
6.6Km地点、右に法面が見えたら要注意。
最大13%強の本コース最大の壁が来る。
白水峡墓園前
ここまで来れば後はキツい登りはなく、緩いアップダウンのみとなる。
有馬温泉病院前
ここから残り300m強。
最後の登りになっているが、出し切ろう。
ゴール地点
有馬東口バス停のある芦有ゲート前交差点がゴール。
右に曲がると有馬温泉へ向かう。