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六甲山(逆瀬川)から蓬莱峡へと結ぶ山岳コース

2021/09/01

完登数 : お気に入り :
峠DATA
距離
3.06Km
獲得標高
188m
平均斜度
6.14%
最高斜度
17.5%

 六甲山(逆瀬川)の途中、上盤滝橋からスタートし、小笠峠を経由して船坂峠の頂上を目指すコース。
 六甲東端には蓬莱峡六甲山(逆瀬川)が二本並行して並んでいるが、その二つのルートを途中で結ぶ連絡路のような形で存在するのが、このルートである。
 全長は約3Km、平均斜度6%となっているが、当サイト管理人の私が言うのも何だが、これは完全な平均斜度詐欺であり、概ね登りは9%~12%の強坂と15~17%の激坂で構成されていると考えてよい。
 このコースは小笠峠を登った後に一旦下ること、そして船坂峠を登った後に暫く平坦を走ることから、平均値が低くなってしまっている。
 初心者でも挑戦は出来ると思われるが、中盤に激坂があるので、とにかく序盤はゆっくりと温存することをお勧めする。
 路面は悪くなく、交通量も少なめで走りやすい印象であるが、時折峠を攻めに来る車を見かけることがあり、対向車のはみ出しには注意しよう。

スタート地点

スタート地点

 六甲山(逆瀬川)コースの途中、右手にある上盤滝橋からスタート。

序盤

序盤

 開始早々から勾配はキツめで、最大15%の所も。
 序盤の300m強は出来るだけ抑えめに走ろう。

小笠峠、頂上

小笠峠、頂上

 約400m地点で最初の登り、小笠峠を越える。
 ここから300mほど、一旦下りになる。

UPの落書き

UPの落書き

 小笠峠頂上の左手壁面にあるUPの落書き。
 割と有名なようで、ここでよく撮影されている。

登り再び

登り再び

 800m地点、カーブNo.17辺りから再び登り始める。
 ここ以降、9~12%の登りが延々と続く。

激坂の始まり

激坂の始まり

 1.5Km、カーブNo.14から九十九折りが始まる。
 それと同時に勾配が急速に強まり始める。

赤い減速帯のS字コーナー

赤い減速帯のS字コーナー

 九十九折りの直後にある、赤い減速帯のS字。
 ここからの300mは15~17%超のコース最大の壁。

激坂ストレート

激坂ストレート

 減速帯のS字を抜けると、15%前後のストレート。
 15%標識に「分かってる!」と吐き捨てたくなる。

アンテナ小屋前

アンテナ小屋前

 1.8Km地点、正面に小さなアンテナ小屋が見える。
 この小屋のある左コーナーで激坂は終わり。

登り終了

登り終了

 2.3Km地点の右コーナーで、ほぼ登りは終了。
 ここからはほぼ平坦がしばらく続く。

黄色い柵

黄色い柵

 2.7Km地点、左手に黄色い柵がある。
 この先からまた軽い登るが勾配は緩い。

ゴール地点

ゴール地点

 右手のカーブNo.6のプレートがゴール。
 ハニー坂と合わせるため、ここをゴール地点に設定したが、2.3Km地点をゴールとしても良い。

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 データ作成に当たり、関西ヒルクライムTT 峠資料室を参考にさせて頂いております。

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