府道731号線・天王亀岡線の岡牧場脇から北摂最高峰である深山の頂上を目指し登るコース。
全長2.4Km、平均斜度8%のスペックであるが、実際は激坂で悪路の印象を受ける。
とは言え激坂も悪路も前半の一部であり、場合によっては自転車を降りて押して歩く方が無難な場所もあるものの、難易度的には初心者でも気合で挑戦出来る程度である。
コース中央にゲートがあり、その脇にある車両止めを通る都合上、そこで前半と後半に分かれる。
前半は18%の激坂を含む緩急を織りなし、ほぼダートと言っても良い程に路面が酷く荒れた場所もある。
後半は比較的路面も整っており、多少の緩急がある10%前後の構成。
なお、このコースの特筆すべき点はそのコースではなく、ゴールにある。
深山頂上にある深山宮からの景観は正に荘厳の一言。
思わず息を飲むその光景を、ぜひ一度訪れて確かめて頂きたい。
スタート前
スタート地点から東へ1Km弱の「香らん珈ろん」。
深山への挑戦前に丁度良い場所にあるカフェ。
スタート地点
岡牧場横の分岐からスタートする。
「関係者以外立入禁止」感が半端ないが問題ない。
スタート直後
スタートしてすぐ、15%の激坂と悪路がお出迎え。
ダートコースと見紛う程に酷いので落車に注意。
S字コーナー
激坂の後、斜度が緩む300m地点のS字コーナー。
すぐに斜度が増すので、ここでしっかり休もう。
激坂再開
緩めのS字を抜けると再び勾配が増してくる。
路面の荒れを見据えて、早めのコース取りをしよう。
ストレート&右コーナー
800m地点、直線からの右コーナーが最大の壁。
最大18%まで強まる上に割と長く、気合が必要。
グラスホッパーランド大阪深山前
一旦平坦になる乗馬場前にあるゲート。
このゲートが丁度コースの中間地点となる。
車両止め
ゲートの左脇にある車両止めを取って通過。
一旦下車して自転車を担いで通ることになる。
後半序盤
ゲート越えの後、14%程度の壁あり。
前半部分に比べて路面が綺麗なため登りやすい。
終盤
そろそろ終盤の1.8Km地点。
山側の左手も視界が開け、山頂が近いことを感じる。
最終コーナー
何の目印もなく分かりにくい最終コーナー。
この右コーナーを抜けた先にゴールが見える。
ゴール地点
短い直線の先にそびえる深山レーダ雨量観測所。
人用の小さな門から中へ入ることが出来る。
入ったら閉める、出たら閉めるを忘れずに。
深山宮
深山の頂上に建立された深山宮。
その質素な佇まいに荘厳さを感じる。
が、神社本庁には属さず、神道かは不明。
北摂最高峰
北摂をぐるりと見下ろす景観は正に圧巻。
その眺望は是非その目で実際に確認して貰いたい。