町道山辺里松線をはらがたわ峠の頂上ピークを目指し登るコース。
　全長2.6Km、平均勾配6%の軽くコンパクトな峠コースであるが、コース中盤の6連続ヘアピンが織りなす九十九折りが大きな特徴として知られる。
　国道173号線から町道に逸れ、しばらく国道に沿うように北上すると登り口に辿り着く。
　新中堂橋(しんなかんどはし)のあるT字路からほぼ平坦でスタートし、徐々に勾配を増した先のコース最高斜度13%弱の壁を抜け、分岐を左折した林道から名物の九十九折りへと入って行く。
　その九十九折り自体は5～6%程度の勾配で構成されている為、脚への負担はなく走りやすい。
　最後のゴール手前200m辺りから最大12%まで増した勾配を乗り切って終了。
　ほぼ全般に渡って舗装面は良いものの、林道コースに入ってからは廃道に近い状況にあり落ち葉や落石、そして倒木など足元への注意が必要。
　コンパクトなコースのため満腹感は得難いかもしれないが、変化があり九十九折りがあり、勾配もキツくはなく、初心者でも楽しめるコースだと言える。
　堆積物や倒木、一部の路面の剥がれとゴール手前の細かい砂利など、路面をしっかり見て楽しんで頂きたい。