府道4号線・茨木能勢線を田尻交差点からスタートし、頂上ピークにある名月峠バス停を目指すコース。
小さな何の変哲もない峠だが、名月姫の伝説で有名な峠。
全長は1.3Kmと短く傾斜も平均5%弱と緩く、初心者でも安心して挑戦出来る、
交通量は多少あるものの道は綺麗で走りやすい。
正直なところ、中級者・上級者には物足りない峠であることは間違いないが、能勢町を東西に横切るには、一番楽なルートとなるだろう。
仲秋の名月の夜に生まれことから名づけられた名月姫、能勢の地で夫と共に平穏に暮らしていたにも関わらず、時の権力者・平清盛に見初められ、清盛の待つ福原(神戸)へと向かう途中、この峠で夫への操を守り自害した。
そんな伝説の残る名月峠、一度訪れてみても良いだろう。
スタート地点
府道106号線と4号線の田尻交差点からスタート。
角に自販機があり、補給は問題ない。
スタート序盤
序盤からの前半部分は3%前後の穏やかな勾配。
比較的先まで見通せるのも特徴の一つ。
点滅信号
コース内唯一の点滅信号で丁度半分。
能勢菊炭前
エンジ色の看板、炭「能勢菊炭」のお店前。
この辺りから勾配が7%前後に増してくる。
能勢さとやま創造館
炭「能勢菊炭」を販売するお店。
ここを過ぎると残り300m強。
ゴール地点
緩やかな右コーナーの先がゴール。
ピークの30m程先に名月峠のバス停がある。
名月峠バス停
案内板と並ぶバス停。
この裏手に名月姫墓所へと通じる道がある。
名月姫案内板
名月峠と呼ばれることになった名月姫の伝説。
その悲話を一度読んでみて貰いたい。