府道732号・亀岡能勢線を清正公前交差点からスタートし、頂上ピークを目指すコース。
全長は2.5Km弱と短く、獲得標高も100mに満たない短く小さな峠ではあるが、ワンディングから眺める景観が美しい峠である。
前半はかなりなだらかであり、1.2Km辺りから本格的な登りが始まる構成になっているが、それでも7%前後が続く程度で最高斜度も10%程度しかない。
道路も全線に渡って広めの2車線が綺麗に整備されており非常に走りやすい。
そこを走る車も地元の人たちがのんびりと走っている程度で不安感はまったくない。
走りやすいワインディングで景観も良く、ダウンヒルも楽しいコースである。
コンパクトで穏やかな峠であることから、初心者の練習コースにもお勧めしたいところではあるが、ここへたどり着くのが少々大変なことがネックではある。
この逢坂峠がある能勢町は、いずれ掲載予定の名月峠や浮峠など小さな峠が多く点在するので、それらを繋いでぐるりと廻るのが良いだろう。
スタート地点
清正公前交差点からスタートする。
ちなみに読み方は「せいしょうこう」である。
序盤
スタートから1.2Kmは1~3%程度の緩やかな坂。
のどかな田園地帯を抜けていく。
S字コーナー
田園地帯を抜けると大きなS字コーナーがある。
ここからヒルクライムが始まる。
序盤の景観
S字を登った左手に広がる序盤の景観。
低く小さな峠だが、広がる景観は美しい。
ヒルクライム中盤
少し勾配キツめのS字の後は、6%程度で落ち着く。
路面も非常に綺麗で走りやすいのが見て取れる。
ワインディング
コースは終始伸びやかなワインディングで構成。
2Km地点辺りで視界も開ける。
ワインディングからの景観
初心者にも登りやすい良いコースなのだが、管理人個人的にはダウンヒルが楽しいコースだと感じる。
ゴール手前
ゴール手前の速度注意の場所が10%と最もキツい。
ラストスプリントに丁度良いだろう。
ゴール地点
右コーナーを抜けた先が登りピークのゴール。
それまでの美しいワンディングに比べ、何もない。
新設!補給ポイント
スタート地点の清正公前交差点から南へ100m。
個人のご厚意だろうか?トイレや自販機、ベンチに灰皿、そしてサイクルラックまで完備されている。