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前進出来るぎりぎり勾配が続く激坂コース

2022/10/06

完登数 : お気に入り :
峠DATA
スタート
ゴール
最寄り駅
その他
距離
1.06Km
獲得標高
180m
平均斜度
16.98%
最高斜度
21.2%

 府道49号線沿いにある花山院の入り口から花山院山門前までを目指すコース。
 全長1Km強、平均勾配17%という関西でも屈指の超激坂コースである。
 序盤はやや緩め(と言っても12%程)の勾配から始まり、中盤以降はほぼ休む場所のない14~21%の激坂が続くレイアウトとなっている。
 ただ前進すら難しいような常識外れな急勾配はなく、何とか前進は出来るぎりぎり勾配が続くため、急勾配を登る技術というよりは、急勾配を登り続ける体力が求められる。
 直線主体の前半と比べ、中盤以降はコーナーや折り返しも出て来るため、上手なライン取りで休むことも可能であり、この手のコースとしては道幅も広めなことからライン取りの自由度は高い。
 とにかく軽めの序盤で「いけるいける!」と調子に乗って飛ばさないことが重要。
 参拝客の車通りはそれなりにあるが交通量も多くはなく、路面は綺麗で道幅も広く、超激坂コースとしては挑戦しやすい要素は揃っている。
 訪問の際はスタート位置にある蕎麦屋で休憩などをし、しっかり整えてから挑戦しよう。

スタート地点

スタート地点

 府道49号線沿い、花山院の入り口からスタート。
 入り口も勾配がキツいが、まだまだ序の口。

第一の壁

第一の壁

 コース前半の500mは直線主体の構成。
 17%程度の壁もあるが、ここで足を使っていては話にならない。

ゲート

ゲート

 400m地点、ゲートを通過する辺りから道がウネり始め、勾配が増してくる。

S字コーナー(前半)

S字コーナー(前半)

 500m地点、複合S字コーナーの前半部。
 20%近い勾配とウネるようなS字の始まり。

S字コーナー(後半)

S字コーナー(後半)

 S字から二連右コーナーまでがかなりキツい部分。
 道幅を広く使って乗り切るようにしよう。

S字後のストレート

S字後のストレート

 ベンチのある複合コーナーの後のストレート。
 ここからは少し勾配が緩まる。

大木に挟まれたヘアピン

大木に挟まれたヘアピン

 背の高い木に左右から挟まれた左ヘアピン。
 ここの折り返しから、再び勾配がキツくなる。

第二ヘアピン

第二ヘアピン

 続いての第二ヘアピンからがコース最大21%の壁。
 写真よりも実際に目にする方が、その勾配は圧倒的。

最終コーナー

最終コーナー

 この最終コーナーまで、ほぼ休みなく激坂が続く。
 最低でも600mは激坂が続くと覚悟して貰いたい。

ゴール地点

ゴール地点

 右手に花山院の山門がある駐車場がゴール。
 補給は出来ないが、トイレがある。

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 データ作成に当たり、関西ヒルクライムTT 峠資料室を参考にさせて頂いております。

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