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短いけれど超有名なコース

2021/03/26

完登数 : お気に入り :
峠DATA
距離
0.90Km
獲得標高
92m
平均斜度
10.22%
最高斜度
12%

 楊津小学校前から津坂トンネル、通称くろまんぷを目指すコース。
 このコースは平均斜度こそ10%超とそこそこあるが、全長が0.9Kmつまり900mと大変短い。
 ゴールの目標である津坂トンネルは、現在使用されている石製トンネルの中では最古とのことで、そのためかここを訪れる自転車乗りはなかなか多く、規模の割に人気がある。
 人気の大野山に近く、休憩ポイントとなる道の駅「いながわ」からも近いことも人気の理由だろう。
 コースは900mと至って短いが、平均斜度は10%を越え、道幅も狭いので油断は禁物。
 挑戦しやすいコースなので、初心者の林道や強坂コースの初挑戦に向いていると思われる。
 大阪などの都心部からは少々離れているのが難点。
 なお、トンネル入り口の高さを制限する鉄骨に、自転車などを引っ掛けて写真撮影することが流行っていたようだが、現在は「ぶらさげ禁止」「ぶらさがり禁止」となっている。

スタート地点

スタート地点

 楊津小学校前交差点から小学校に向かって進む。

小学校前

小学校前

 小学校のある突き当りを右折。
 小学校を通り過ぎるまではほぼ平坦である。

第一ヘアピン

第一ヘアピン

 小学校を過ぎた辺りから勾配が増し始める。
 このヘアピンに差し掛かると10~13%になる。

第二ヘアピン

第二ヘアピン

 第二ヘアピンの辺りでコースの半分。
 序盤が平坦なので、感覚的には1/3という印象。

右コーナー

右コーナー

 600m地点、全体の2/3辺り。
 全体的に10~13%の登りである。

左ヘアピン

左ヘアピン

 三つ目のヘアピンである左ヘアピン。
 ゴールまで残り150m。

ゴール地点

ゴール地点

 右コーナーの先にある津坂トンネルがゴール。
 思いの外小さなトンネルである。

津坂トンネル(くろまんぷ)

津坂トンネル(くろまんぷ)

 津坂トンネルは明治時代に大変な難工事で作られた。
 道のうねりからも、当時の大変さがうかがい知れる。

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