八尾市の大竹7丁目交差点から東へ、十三峠頂上を目指すコース。
大阪ヒルクライムの聖地と呼ばれる峠の中でも、斜度がキツく休める場所も少ない、最も厳しいコースだと思われる。
4Km強と短くはない全長に対して平均斜度9.2%、しかも序盤は6~7%と抑え目な為、中盤・後半は10%を超える傾斜で構成されている。
もちろん多少の緩急はあるが、緩めの場所は少なく短いため、効率よく脚と心拍を休める技術が要求されるコースである。
道は序盤こそ広く綺麗に整備されているが、中盤以降は狭く、路面はかなり荒れている。
交通量もやや多めで、走行には注意が必要。
難易度の高い厳しいコースではあるが、大阪を一望する景観はコース中からも望むことが出来、ゴールである駐車場からの景観の良さと、登り切った達成感は替えがたいものがある。
初心者の方に安易にお勧め出来るコースではないが、練習を積んでいつかは挑戦してみて欲しい。
スタート地点
スタート地点の大竹7丁目交差点。
少々分かりにくい場所にあるため、マップで要確認。
序盤
スタート序盤は6%前後の比較的緩い傾斜で始まる。
ここで油断して飛ばし過ぎないよう注意。
第三ヘアピン
序盤九十九折り、三つ目の左ヘアピンコーナー。
ここから斜度が急に増し、10%超え主体の構成になる。
中盤開始
九十九折れの後、ワインディングに変わる。
それと同時に道も悪くなり、グレーチング上を走った方が楽な場合も。
右ヘアピン
2.3Km地点の右ヘアピン。
実際は中間を越えているが、ここで半分と考えよう。
2.7Km地点ストレート
両側が谷となっているストレート。
この付近は比較的斜度が緩い。
水呑地蔵尊駐車場前
3.1Km地点の左ヘアピンから再び急勾配に。
ここからが残り1Kmの終盤。
大阪府民の森ゲート前
ラスト250mの右ヘアピン。
最後のもがきに入るか悩みどころ。
ゴール地点
ゴールの展望台駐車場入り口。
先へ進むと裏十三峠を下り、信貴フラワーロードに繋がる。
展望台
駐車場にはトイレと、飲めるか不明な水道がある。
大阪の街を眼下に収める景観と達成感は、登り切った者だけの特権。