大県南交差点から信貴山・恩智峠方面へと登るコース。
本来なら恩智峠と呼ばれるべきであるが、ぶどう園が広がり、大きく「柏原ぶどう」と看板が掲げられたところからか、葡萄坂として親しまれ、多くのヒルクライマーが集まる聖地となっている。
距離3.8Km、獲得標高291mと少々短めなコースではあるが、序盤と終盤は10%前後から瞬間的には14%近くまで傾斜する強坂を有し、なかなか走りごたえがある。
また景観も大変素晴らしく、特にダウンヒル時には大和川と南大阪市街が眼前に広がる光景をぜひ一度体験して貰いたい。
道は比較的広めで路面も悪くはないが、路肩に多少の荒れがみられるのでダウンヒル時は注意しよう。
交通量はそこそこといったところ。
駅から近く、コンパクトでありながらしっかりしたコースと素晴らしい景観は、正に聖地の名に恥じないコースである。
スタート地点
大県交差点から西へ向かってスタートする。
コンビニからのスタートは本当にありがたい。
最初の九十九折り
スタートから徐々に斜度が上がり、少々キツさを感じ始めた頃に、最初の九十九折りが来る。
ここから斜度10%前後の九十九折りが続く。
柏原ぶどうの看板前
ここで一旦九十九折りは終わり。
しかしキツめの斜度はまだ終わらない。
妙法寺の仏舎利塔
真っ白な仏舎利塔が目立つ右コーナー。
ここで1.3Km、1/3地点。
右ヘアピンコーナー
少し心折れそうになる1.8Km地点の右ヘアピン。
ここを抜けると楽な中盤になる。
中盤の平坦区間
ゴルフ場「アコーディア・ガーデン柏原」を通り過ぎると、500mほどの平坦区間がある。
再び強坂が来るので、しっかり休もう。
後半開始
廃墟(?)のある2.6Km、2/3地点、丁度後半開始と同時に再び10%強の強坂が始まる。
3Km地点、右ヘアピン
心折られる斜度を見せつける右ヘアピン。
しかし実際には7~8%程度で大したことはない。
S字コーナー
グネグネと曲がったS字コーナー。
このすぐ先がピークであり、その後はゴールまで軽い下りである。
ゴール地点
ゴールである信貴変電所前。
この20m先にベンチのある休憩場所があるが、高台なので少々使いづらい。