県道236号線信貴山線を奈良側の勢野西から登り、信貴山朝護孫子寺を目指すコース。
全長3Km強、平均斜度8%弱の「そこそこ」なスペックを擁すコースであるが、実際はそんな生易しいものではない。
コース前半1/2がほぼ15%前後の激坂で構成されており、とにかく激坂が長いという印象。
後半は徐々に勾配も緩まり、終盤には平坦や軽い下りもあるレイアウトとなっているために全体的なスペックがおとなしめになっているのである。
特に序盤は激坂に加え道幅も狭く、道幅が広くなってからは交通量が増えるため、走行には充分な注意が必要。
前進が困難な程の激坂ではないため、ゆっくりと登れば完登も難しくはないが、ふらつかないよう事故に注意を払って登ることをお勧めする。
路面自体は良いので、その点だけは非常に助かる。
必死に登っているだけでは気づきにくいが、コース途中で振り返ると奈良の街並みが広がる絶景が望める。
登っている最中に振り返れないなら、ぜひダウンヒルでその光景を楽しんで貰いたい。
スタート地点
勢野西交差点を西へ向かってスタート。
角にコンビニや自販機があり、補給には困らない。
序盤
5~6%から始まる序盤も、200m程進んだ辺りから勾配が増し始める。
十条通り
右手に石垣のある十条通り。
ここから激坂が本格化する。
毘沙門橋南交差点
900m地点、15%近い勾配にある信号。
この付近はやや緩むがこの前後が最も激坂。
勢野高区配水場
1.2Km地点の配水場前で一旦勾配が緩む。
しかしこの後に短いながらも激坂が再び現れる。
信貴フラワーロード分岐点
1.7Km地点、フラワーロードへの分岐を直進する。
ここまで来れば後は激坂はなく、徐々に勾配が緩む。
信貴山バス乗り場
2.2Km地点、バス乗り場前で残り1Km。
ここにはトイレもある。
ストレート
バス乗り場を過ぎた先のストレート。
ここがラストの登りなので、一気に登り切ろう。
信貴大橋カーブ
前述の直線の後、軽い下りの先にある左コーナー。
ゴールは橋を渡った少し先。
ゴール地点
右手に駐車場があるT字路がゴール。
左折し数Km進んだ先が、信貴山(青谷側)のゴール。