府道79号線・伏見柳谷高槻線を北上、登頂部にあるベニーカントリー倶楽部を目指すコース。
北摂のヒルクライム聖地の一つ「柳谷」にある3コース、長岡京側・島本町側・高槻市側の最も距離の長いコース。
構成は5~7%から10%前後、そして15%と段々厳しくなる2.7Kmの前半区間と、3~5%程度が中心の4.2Kmある後半区間という、真っ二つに分かれる。
特に前半部分のみを指し、川久保峠と呼ばれることもある。
景観も広く綺麗に整備された都市部ヒルクライムな序盤や、峠道、そして林間道とバラエティ豊かである。
全長が長く後半緩斜路が続くため平均は5.2%と大人しい表記になっているが、前半1/3はそれなりにキツい。
路面は申し分なく景観も良いが、前半はトラックの往来が多いので要注意。
スタート地点
正面に岩滝寺の石碑が見える左コーナーがスタート。
手前200mの喫茶「クレー」が超目立つので、それが目印になる。
高架前の分岐点
スタートから1Km程、軽めの峠道を過ぎると突然道が開け綺麗に整備された場所に出る。
直進して前方に見える高架をくぐろう。
高架下
新名神の高架をくぐる辺りから斜度が増してくる。
高架直後に12%程度の坂があり、その後緩急が繰り返される。
1.7Km地点
正面に見える山へと入って行く。
この前後も10%前後で緩急が繰り返される。
2.1Km地点の休憩ポイント
前方の左コーナーを抜けると平坦路200mが来る。
この平坦路でしっかりと足や呼吸を休めて欲しい。
なぜなら直後にこのコース最大の壁が来るからだ。
高槻国際射撃場前
左手に見える「高槻国際射撃場」からの300mがこのコース最大の壁。
概ね10~12%で最大15%、距離もあるので心が折れそうになる。
【壁終了のお知らせ】
「もう足着こうかな」と思った頃に見えてくるカーブミラー。
このカーブミラーで壁は終わるので頑張れ!
祝福の三叉路
カーブミラー後の三叉路を左へ。
ここで前半2.7Kmが終わり、穏やかな後半開始。
ここをゴールとした川久保峠と呼ばれることもある。
林間道へ
三叉路を左へ進むと、しばらく緩い下りがあり再び登り始める。
とは言えここからはほぼ3~5%の軽いもの。
林間道
林間道はトラックは来ないがゴルフ客の車が少し。
また冬場は雪や凍結が割とあるので注意。
集落
プロゴルファーの写った大きな看板を過ぎると集落が現れる。
ここから残り1Km程度。
ゴール地点
ベニーカントリー倶楽部前でゴール。
このまま先へ進むと、柳谷(長岡京側)や柳谷(島本町側)の逆走コースとなる。
ゴール向こうは急な下りなので要注意。