長岡京側から楊谷寺を経て、登頂部のベニーカントリー倶楽部前まで全長4.3Kmのコースで、柳谷道とも呼ばれる。
柳谷は東から長岡京側・島本町側・高槻市側と3つのコースがあるが、この長岡京側が最もメジャーなルートと思われる。
その概要は、竹林の激坂序盤、道が広く整備された長い強坂中盤、狭く曲がりくねった終盤の三部構成の様相である。
序盤は最大17%の激坂が数回訪れ、中盤は10~14%の長い緩急、終盤は10%から最後に14%で締めと、これでもかと責め立てて来る。
初心者はまず足つき無しで登り切ることを目標にしても良いだろう。
序盤・中盤・終盤の継ぎ目で緩い傾斜や平坦・下りがあるので、そこでしっかりと休むようにすると良い。
補給は分かりにくいが、コース途中の楊谷寺内の茶屋脇に自販機がある。
スタート地点
スタート地点となる片山田交差点。
左に見えるのは京都縦貫自動車道。
高架下
200m程進むと左に曲がりながら高架をくぐる。
この高架をくぐった後から峠道らしくなる。
竹林
竹林に入ると斜度がキツくなり始め、14~17%の激坂が断続的に現れる。
道幅が狭く車通りも少々あるため、注意が必要。
平坦路
1Km強進んで竹林を抜けると一旦平坦になる。
中盤の長い強坂に備え、ここでしっかり回復しておこう。
中盤開始
平坦路を暫く走ると広く綺麗に整備された道となる。
ここを道なりに右へと進み、中盤の登りを開始する。
楊谷寺前
中盤の登りは見た目の割に意外とキツい。
見た目の雰囲気に惑わされないように。
慣れない内は楊谷寺で休憩したり、ここをゴールとしても良い。
中盤終了
中盤、高架を渡った先に12%強のキツい坂がある。
ここを登り切った辺りで長い中盤が終了。
終盤の分岐点
中盤終了の坂を超えてすぐにある分岐点を左へ進む。
残り800m程度と距離は短いが、斜度がキツいので気が抜けない。
終盤
くねくねと曲がりくねった狭い道。
概ね10%前後だが、ゴール前は14%まで高まる。
見通しが悪いので対向車などに注意。
ゴール地点
ゴルフ場ベニーカントリー倶楽部前でゴール。
以前は道が酷く荒れていたが、綺麗に整備された。
そのまま真っ直ぐ行けば、柳谷(高槻側)を下る。