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柳谷(島本町側)やなぎたに(しまもとちょうがわ)

柳谷3コース中の山岳コース

2019/11/25

完登数 : お気に入り :
峠DATA
距離
4.6Km
獲得標高
227m
平均斜度
5.0%
最高斜度
12%

 府道734号線・柳谷島本線を北上、皆瀬川に沿って柳谷観音・楊谷寺までのルート。
 柳谷は北摂ヒルクライムの聖地の一つで東から長岡京側・島本町側・高槻市側と3コースある。
 その内、この島本町側はくねくねと曲がる山の中の道を登っていく最も山岳コースの趣きが強いコース。
 全般に緩急に富み、中盤は減速帯がかなり多く、後半は道幅が狭くアスファルトも荒れ気味でコンディション的には良いとは言えない。
 しかし斜度は最大でも12%程度、それも瞬間的で、あまり激坂のお出迎えという印象は低く、3コース中では一番登りやすいように感じる。
 ただし後述するが、途中で道を間違えると少々苦労する羽目になるので注意。

スタート地点

スタート地点

 水無瀬川を渡る「さして橋」の交差点がスタート地点。
 左に水無瀬川を見ながら走り、名神高速をくぐったすぐ先にある。

序盤の緩斜面

序盤の緩斜面

 スタートから序盤はゆるい傾斜がしばらく続く。
 この辺りは比較的路面状況は良い。

序盤の交差点

序盤の交差点

 序盤に現れる交差点は、そのまま直進。
 この交差点を超えた辺りから斜度が増して行き、4%程度から10%くらいまで緩急織り交ぜてくる。

コース中盤の減速帯

コース中盤の減速帯

 斜度が増してくる中盤から、減速帯が頻繁に現れるようになる。
 この減速帯は段差が高く体への負担も大きい。
 路肩を走るなど、出来るだけ避けるようにしたい。

要注意の交差点

要注意の交差点

 減速帯の頻発する中盤を抜けると現れる交差点。
 この交差点は左へ行くこと。
 直進すると柳谷(長岡京側)と合流するが、かなり険しい。

コース後半

コース後半

 交差点を左へ曲がるとコースも後半。
 ここからは道が狭まり、路面も荒れ、斜度も更に増して来る。

ゴール前の立体交差

ゴール前の立体交差

 峠では珍しい立体交差。
 これが見えるとゴールまで100m程度、最後の力を出し切ろう。

ゴール地点

ゴール地点

 高架をくぐったすぐ先にある三叉路とカーブミラーがゴール。
 そのまま進むと楊谷寺があり、柳谷(長岡京側)のコースと合流する。

柳谷観音・楊谷寺

柳谷観音・楊谷寺

 ゴール先にある楊谷寺。
 境内に入ると参道の階段脇にバイクラックがあり、手前の茶屋の脇に自販機も最近設置され、休憩に適している。

柳谷観音・楊谷寺

柳谷観音・楊谷寺

 春は紫陽花、秋は紅葉が楽しめる。
 休憩に利用するだけではなく、ぜひお参りもしておこう。

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