国道477号線を国道367号線との分岐側からスタートし、前ヶ畑峠ピークまで登るコース。
全長5.23Kmに対し平均斜度6.5%程度とおとなしめなスペックとなっているが、これは完全な平均斜度詐欺であり、実際は23%を最高に12~15%を登り続ける激坂コースである。
交通量は少なく、道幅は割と広め、タイヤがスリップする程の超激坂もないため、比較的安全に挑戦出来るコースではあるが、15%前後の激坂が長く続いたり、一息つける緩めの斜面がほぼないなど、相当タフなコースであり、激坂に慣れた者でないと登り切るのは難しい。
前半3Kmは3%前後の拍子抜けするほど穏やかな勾配が続き、山の中を楽しくサイクリング気分で登ることが出来る。
しかしその3Kmを過ぎると途端に勾配が増し、そこから一気に激坂コースへと様変わりする。
約2.5Kmの激坂コースは途中一ヶ所5%程度に緩む場所があり、そこまで登れるか、そこで上手く休むことが出来るか、そこが攻略のカギとなる。
スタート前
国道367号線を京都市内から北上、477号線へ入る。
補給は南へ4Km戻ったコンビニが最後のポイント。
スタート地点
国道477号線へ200m程入った電光掲示板。
ここからスタートして西へ頂上を目指す。
序盤
序盤というか3Kmは2~5%の緩い勾配が続く。
飛ばしてタイムを縮めるか、後の激坂に備えるか。
小さな橋
3Km地点辺りに小さな橋が複数ある。
この橋を越えると10%以上の登りに本格化する。
第一ヘアピン
3.7Km地点の第一ヘアピンから九十九折りになる。
この辺りまで来ると勾配は12%程度まで強まる。
最初の壁
第一ヘアピン後のS字コーナーが最初の壁。
14%を上回る壁が長く続く。
第二ヘアピン
イン側の勾配がかなりキツくなっている。
対向車に注意しながら、出来るだけ大回りしよう。
第二ヘアピン
第二ヘアピンは落差が激しく、多くのローディたちが過去にここで写真を撮っている。
最大の壁
第三ヘアピンと第四ヘアピンの間。
ここが20%を優に超える本コース最大の壁。
第四ヘアピン
壁を越えた先の第四コーナー。
ここを曲がると勾配5%の唯一の休憩ポイント。
天国ストレート
第四コーナー後の休憩ポイントは視界も広がる。
その景観と勾配の緩さは、正に天国である。
水飲み場
4.8Km、右コーナーの水飲み場ポイントが見える。
15%程の最後の壁。
峠の湧水
管理人は飲んでいないが冷たく美味しいらしい。
残り400m、まだまだ10%オーバーの強坂は続く。
ゴール地点
峠ピークのゴール地点すぐ手前まで強坂は続く。
この200m先に百井集落があり、案内地図の右手方向に自販機もある。