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S字コースの美しい林道コース

2021/11/22

完登数 : お気に入り :
峠DATA
距離
2.43Km
獲得標高
158m
平均斜度
6.50%
最高斜度
14%

 府道62号宇治木屋線を宇治田原側から和束町へ、東へピークを目指して登るコース。
 和束町に至るいくつかあるルートの一つであるが、最も有名な大正池の影に隠れる形になりいささかマイナーな感があるものの、有名な犬打峠の裏側であることから、下りで通った人は少なくないかもしれない。
 全長2.5km弱、平均斜度6.50%と正に中ぐらいのスペックといった感であるが、実際には緩急あり、なかなか面白いコースである。
 最大斜度14%強の壁もいくつかあるが、短めなので気負う必要はない。
 典型的な林道コースではあるものの、道は概ね綺麗で荒れはなく、堆積物も少なめで安心感は高い。
 ちょくちょく車は通るので、その離合に注意をしよう。
 先にも述べたように、和束町に向かう大正池があまりにも有名であるが、こちらも幻想的な林道の中を通る面白いコースであり、特にS字やヘアピンなどのコーナーの造詣が美しく、登る者の目も楽しませてくれるので、是非一度は試してみて貰いたい。

スタート地点

スタート地点

 府道62号線を東へ進んだ、鎌磨橋(かまとぎはし)。
 小さな橋のすぐ手前に分岐があるのが目印。

序盤

序盤

 序盤は比較的緩めの傾斜で進み、徐々に勾配が増す。
 初心者には少し厳しい構成なので、抑え目に登ろう。

800m付近

800m付近

 コース1/3辺りから徐々に勾配が増し始める。
 路面が綺麗で堆積物が少ない事にも注目。

和束町の看板

和束町の看板

 正面に和束町の看板が来ると、丁度コースの半分。
 ここを越えると登りが本格化し始める。

S字コーナー

S字コーナー

 1.7Km地点、美しいS字の先に14%の第一の壁。
 斜度はキツいが長くはない。

右コーナー

右コーナー

 2Km地点の右コーナーは先が急な坂に見える。
 これは錯覚ではなく、本当にキツい第二の壁。

ゴール手前のS字

ゴール手前のS字

 第二の壁を超えた先にあるS字コーナー。
 前方に見える茶畑のすぐ先がゴール。

ゴール地点

ゴール地点

 茶畑の前を通った先に、峠ピークのゴールがある。
 この先は犬打峠へと繋がる。

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