府道733号柚原向日線のお食事処「ほのぼの」前から鎌倉神社前を経て、見立地区・茨木台ニュータウンを目指すコース。
全長3.27km、平均斜度8.7%はまずまずのスペックといったところだが、侮ってはいけない。
斜度15%や18%は当たり前、終盤は20%を超え、最大で瞬間30%にも達する北摂最難関の激坂コースである。
コースの構成は大きく前半2.5Kmと後半800mの二つに分かれており、前半は平均斜度7.6%、後半が12.2%と後半が厳しく、その後半も更に段々キツくなっていく構成である。
特に終盤のS字と直後のストレートが大変厳しく、転倒・落車に十分な注意が必要となる程である。
前半部も15%や18%の壁が出てくるが、そこはまだ常識範囲内の峠道であり、その前半部はとにかく脚も心肺も温存したい。
道は少々荒れが見受けられるが、交通量は少なく集中して走ることが出来るので、問題にはならないだろう。
難易度的に初心者にはお勧め出来ず、中級以上で落車に注意して挑んで貰いたい。
スタート地点
府道733号線沿いにある食堂「ほのぼの」から脇道へ入るようにしてスタート。
序盤
スタートから400m地点のここまでは傾斜も緩め。
ここを過ぎるとグッと傾斜が増す。
十字路
最初の軽い壁を過ぎた後の十字交差点は直進。
ここからは7~10%程度のまだ穏やかな印象。
左ヘアピン
900m地点の左ヘアピン。
ここを過ぎると傾斜が10%前後に増して来る。
中盤
ギリギリ休めるぐらいの傾斜が続く。
この辺りは良い景観を見ながらの辛抱の走りを。
激坂と下り
1.8Km地点に右コーナーの18%の壁。
そこを登り切ると、短いながら唯一の下りがある。
鎌倉神社前
下りの後の鎌倉神社前。
この辺りは傾斜が緩く、終盤に向けた回復ゾーン。
神社を過ぎると、終盤の激坂ゾーンが待っている。
激坂ゾーン入り口の分岐
分岐を右に入るところからが、終盤の激坂ゾーン。
進入するとすぐに18%強の壁がある。
残り800m。
絶望のストレート
入り口の壁と緩斜面の後に来る、恐ろしく長い直線。
その長さと傾斜に「ここ登るの?」と心折られる。
激坂での分岐
長い激坂ストレートの途中、実は右へ曲がる。
曲がった先も同じく激坂。
S字クランクコーナー
激坂ゾーン終盤に、20%の傾斜のS字クランク。
急な傾斜の中でのコーナリングは、落車に注意。
最後の激坂
S字クランクを抜けた先に最後の壁、50m。
このS字と直線が、コース最大の壁で瞬間30%超え。
ゴール地点
最後の激坂を登り切った少し先にあるコンビニ。
既に閉店しているが、自販機は健在。
見立ダム(貯水池)
ゴール先を真っ直ぐ下ると貯水池がある。
更にその先へ下ると、見山の郷へと繋がる。