旧国道371号線を和歌山側から大阪に向けて登るコース、
全長3Km強、平均斜度5%と紀見峠(大阪側)より距離は長くなるが、勾配は同程度に緩やかで、道幅の広さや走りやすさも同様に良好である。
天才数学者岡潔が幼少期に暮らした橋本市柱本地区をスタートし、しばらく住宅地内を走った後、峠道へと入って行く。
前半・後半の区別なく勾配の具合はほぼ一定だが、それは休みなく登るというよりキツい場所が現れないといった表現が相応しく、安心感は高い。
ショートレンジの大阪側よりもこちらの方が練習場所としても向いているかもしれない。
景観などは特に良いということもなく若干の地味さを感じる紀見峠であるが、ただ緩いというだけでなくスイスイと進む走りやすさを感じ、管理人(Nalcise)の個人的に好みの道でもある。
スタート地点近くにサイクルラックが5台も設置されているコンビニがあり、補給には事欠かないことも特筆しておきたい。