十三峠を奈良の信貴フラワーロード側から大阪方面に頂上を目指し登るコース。
一言「十三峠の裏側」と説明する方が早い。
当サイトでは十三峠をB級トップと据え、難易度判定の指標の一つとしており、そこそこ厳しいコースの代表格だが、打って変わってこちらは走りやすい峠道である。
全長2Kmと比較的短く、平均斜度も7%程度、最大斜度13%の他10~12%程の強坂がそこそこ出て来るものの、緩急があって休みやすいレイアウトになっており走りやすい。
路面に一部荒れもあるが、登る際には問題にならない程度であり、交通量も少ない。
のどかな集落の中を走るコースは穏やかで、奈良から大阪へ向かう峠としては初心者でも走りやすい部類であろう。
敢えて言うなら、多くの人々が挑戦する十三峠に比べると物足りなさは感じてしまう。
登るより下りで通ることの方が多いコースだと思われるが、曲率の高いコーナーや荒れた路面が突然出て来るので、ダウンヒルの際はしっかり注意して貰いたい。