兵庫県猪名川町側から万善槻並線を北へ、三草山の山頂付近の才ノ神峠を目指して登るコース。
全長3.3Km、平均勾配8%の程々と言った感のスペックであるが、これは全くの平均斜度詐欺であり、実際は相当な激坂の林道コースである。
前半はのどかな景観を楽しみながら集落内を走る穏やかな雰囲気であるが、2Km過ぎの林道に入ると突如として激変する。
林道に入ると路面が荒れ始め道幅も狭まり、そして何より勾配がどんどんと増してくる。
突如現れる20%越えの右コーナーの壁を皮切りに、そこからほぼ休みなく15~23%の激坂が延々と600mに渡り続くことになる。
一ヶ所かなり緩む場所があるが大変に短く、そこ以外では15%前後の緩めの激坂で休むしかない。
「最悪」ではないが、道幅は狭めで荒れ気味、落ち葉や落石などの堆積物もありガードレールはなく、走破の難しさに長い激坂が加わるため難易度は非常に高い。
初心者は難易度の低い才ノ神峠(長谷の棚田側)から挑戦することを強くお勧めする。