能勢町三草山の山頂付近、才ノ神峠を目指し長谷の棚田側から登るルート。
全長2Km、平均勾配7%強のコンパクトな登りやすいコース。
才ノ神峠にはいくつものルートがあり、ロードバイクでも登れる舗装ルートだけでも4つあるのだが、本ルートはその中でも最も楽な登りやすいルートである。
最大斜度17%など急勾配な場所が2ヶ所程あるが共に短く一気に登れる上、急勾配は前半に集中しており、後半は平坦や緩めの構成なことから距離の短さも相まって初心者でも登りやすい。
道幅が狭めで平坦なスピードの乗る場所に急コーナーがあったりと、油断するとコースアウトや落車の危険もあるので、油断はしないように。
路面は一部荒れた場所もあるが概ね良好で車通りも少ない。
日本の棚田百選にも選ばれた長谷の棚田を眺めながら走るこのルートは才ノ神峠の中でも最も景観の美しいコース。
ぜひ棚田の美しい初夏の頃に訪れてみて欲しい。
なお、このルート以外は激坂で道も荒れており、ダウンヒルには充分注意して欲しい。
スタート地点
右手に棚田を眺める三叉路を左に向かってスタート。
いきなり12%の急坂が待ち構えている。
序盤
スタートの12%から徐々に勾配が増し、第一コーナーを回る頃には瞬間最大17%の壁。
長くはないので気合いを入れて登っても大丈夫。
棚田の見える峠道
スタートからコースの2/3は時折棚田が広がる。
景色を楽しみながら序盤の強坂を乗り切ろう。
ミラーのある右コーナー
400m地点、ミラーのある分岐は少し迷い勝ち。
ここは右方向へ進もう。
第二の壁のS字コーナー
600m地点、左ヘアピン後のS字コーナー。
ここが17%の第二の壁であり、最後の難所。
集落と棚田
1Km地点、集落と棚田に挟まれた道。
この辺りから徐々に勾配が落ち着き始める。
景観の広がるストレート
棚田を回り込むような左コーナーとストレート。
集落内の右コーナー
1.2Km地点、集落内の右コーナーは道が狭い。
平坦でスピードが乗るため、コースアウト注意。
ゴール間近
右手に緑色のフェンスが見えるS字コーナー。
ここから残り100m強だが、路面の荒れに注意。
ゴール地点
いくつもの道が集まった頂上ピークがゴール。
真正面の下りが南側の超激坂コース。
ゴール地点の道標
ゴールにある掲示板横の道標は能勢町最古の物。
江戸時代前期終わり、350年前に作られた物である。
長谷の棚田
コースに広がるは長谷の棚田。
日本の棚田百選にも選ばれる素晴らしい景観である。