忍頂寺を目指し、茨木市大岩を抜けて登るコース。
すぐ横の安威川ダムの建設に伴い、そこで使われる資材を調達した跡地に作られた新道。
全長3Km、平均勾配6%弱と軽めのスペックであるが、実際は起伏に富み、途中道幅の狭い激坂というテクニカルコースもあり、難易度は少々高め。
このコースの特徴は何といっても、スタート早々の新しく作られた道の部分の美しさにあり、切り開かれた山肌を縫うように道が通されたその光景は「北摂の小さなラルプ・デュエズ」と言ったところ。
コース全体の構成は、前半1/3が平均10%のラルプ・デュエズ風コース、中盤が緩急のある大岩の集落内、後半は忍頂寺(車作側)に合流という流れ。
交通量は少なく道も綺麗なので、その方面では安心。
中盤の集落内は緩めの勾配から途中道幅の狭い激坂に入り、瞬間最大18%程度の狭いS字を登る必要がある。
初心者には少々厳しいコースではあるが、大変美しいコースであり、途中押し歩くことになってでも行く意味はあると思う。