周山街道・京北トンネルを回避する旧道を北側から登り頂上を目指すコース。
全長2.24Km、平均勾配6%弱のやや小型の峠道である。
周山街道の栗尾峠に京北トンネルが開通し旧道化した為、現在は歩行者自転車専用道となっている。
従って原則自動車は入って来ず、その上路面状況なども悪くなく安心して走行出来る。
件の京北トンネルは2.3Kmの長さを誇り、自転車にとっては大変危険であり、周山街道を通る際には是非こちらの道を利用して貰いたい。
コースは5~7%の勾配が保たれ、休める場所がないとも言えるが、キツい印象はない。
いくつものヘアピンを要したワインディングロードは後半になると視界が開け、そこからの眺望が大変素晴らしい。
コースのレイアウト上、登りより下りの方がその眺望を満喫出来るので、下りも楽しんで貰いたいコースである。
なお、道の谷側は歩行者ゾーンに区分けされていることには、充分に留意のこと。
スタート地点
京北トンネル北側入り口脇の分岐からスタート。
長く狭い京北トンネルは自転車には不向き。
自転車歩行者専用峠道
入り口に柵が設けられ、自動車は入れない。
以降、ゴールまで自転車歩行者専用である。
周山街道を眼下に
第一ヘアピンを曲がると、眼下に周山街道が見える。
ここから山の中へと入って行く。
6%前後の一定勾配
綺麗な路面で6%前後の一定勾配が全般に続く。
写真のように、一部落ち葉や枝が目立つ場所もある。
第三ヘアピン
700m地点、第三へピンの右コーナー。
ここでコース全体の1/3。
谷側は歩行者ゾーン
右側(谷側)が歩行者ゾーンに指定されている。
下り時は特にその点に留意して走行するように。
視界の広がるS字
1.1Km地点のコース中間点から視界が広がる。
以降、右手は目を楽しませる風景が広がる。
栗尾峠展望台
1.2Km地点、右手に展望台。
なぜか割と見落としやすい。
大きく谷を回り込む右コーナー
1.8Km地点、右手の谷を回り込む右コーナー。
ここの谷間の景観もなかなかに雄大である。
最終コーナー
赤い防壁の最終コーナー。
ここで右後方を振り返ってみよう。
ゴール手前の景観
コース中、最も美しい景観が広がる。
難易度の低いコースでこの景観は、正に驚きである。
ゴール地点
頂上ピークが栗尾峠のゴール。
この先は栗尾峠(南側)である。