府道62号宇治木屋線を宇治田原側から和束町へ、東へピークを目指して登るコース。
和束町に至るいくつかあるルートの一つであるが、最も有名な大正池の影に隠れる形になりいささかマイナーな感があるものの、有名な犬打峠の裏側であることから、下りで通った人は少なくないかもしれない。
全長2.5km弱、平均斜度6.50%と正に中ぐらいのスペックといった感であるが、実際には緩急あり、なかなか面白いコースである。
最大斜度14%強の壁もいくつかあるが、短めなので気負う必要はない。
典型的な林道コースではあるものの、道は概ね綺麗で荒れはなく、堆積物も少なめで安心感は高い。
ちょくちょく車は通るので、その離合に注意をしよう。
先にも述べたように、和束町に向かう大正池があまりにも有名であるが、こちらも幻想的な林道の中を通る面白いコースであり、特にS字やヘアピンなどのコーナーの造詣が美しく、登る者の目も楽しませてくれるので、是非一度は試してみて貰いたい。