京都府道50号線・京都日吉見山線を保津峡側の落合橋からスタートし、ピークを目指すコース。
六町(654.54m)が名前の由来六丁峠の裏側も、やはり全長は1.11Kmと短く平均斜度もほぼ同じ、いや僅かにキツい。
しかし似たスペックにも拘らず、その性格はかなり違ってマイルド。
全体的に九十九折りを主体としたレイアウトで、瞬間的な最高斜度こそ20%に達するものの、実際には10%前後と派手なキツさはなく、走りやすい。
前半がキツめで、後半が穏やかになる構成も走りやすさに一役買っているのだろう。
とは言え最低でも1.5Kmはオーバーしているんじゃないかと思う程に、短さを感じさせない辺りはコースのタフさも感じられる。
道は綺麗で交通量も少なくて走りやすく、コース途中に垣間見える保津峡の美しい景観は素晴らしいので、ぜひ嵯峨側だけでなくこちらも登ってみて欲しい。