県道237号線・生駒停車場宝山寺線を駅前から宝山寺を目指して登るコース。
全長2.2Km、平均勾配11%のコンパクトで急勾配なスペックを持つコースであるが、このコースの難易度は評価が難しい。
コースレイアウトは3ヶ所の2連ヘアピンを繋いだ形になっており、全体的に10~12%の強坂で構成された強坂コースと言える。
交通量も比較的多めでアウト側に膨らめず、17%に届く激坂も2ヶ所程あり、休む場所も少なくタフな面を持つ。
しかし逆に距離は短く、少ないながらも休める場所があり、後半の勾配が緩めなので思いの外登りやすくもある。
駅前から住宅街そして峠道と変化に富み、猫をかたどったケーブルカーや奈良を一望する景観など、苦しさより楽しさが勝るコースだと言えよう。
スタートにはコンビニが、ゴール付近には宝山寺に自販機やトイレがあって便利。
唯一の注意点は帰りのダウンヒルでスピードが乗りやすいので十分な注意が必要なこと。