県道236号線信貴山線を奈良側の勢野西から登り、信貴山朝護孫子寺を目指すコース。
全長3Km強、平均斜度8%弱の「そこそこ」なスペックを擁すコースであるが、実際はそんな生易しいものではない。
コース前半1/2がほぼ15%前後の激坂で構成されており、とにかく激坂が長いという印象。
後半は徐々に勾配も緩まり、終盤には平坦や軽い下りもあるレイアウトとなっているために全体的なスペックがおとなしめになっているのである。
特に序盤は激坂に加え道幅も狭く、道幅が広くなってからは交通量が増えるため、走行には充分な注意が必要。
前進が困難な程の激坂ではないため、ゆっくりと登れば完登も難しくはないが、ふらつかないよう事故に注意を払って登ることをお勧めする。
路面自体は良いので、その点だけは非常に助かる。
必死に登っているだけでは気づきにくいが、コース途中で振り返ると奈良の街並みが広がる絶景が望める。
登っている最中に振り返れないなら、ぜひダウンヒルでその光景を楽しんで貰いたい。