吉野駅前からスタートし、県道37号線・桜井吉野線から金峯神社脇を抜け、大峯林道のピークを目指すコース。
2017年第一回吉野大峯ヒルクライムレースのコースとして、BiCYCLE CLUBの2017年10月号でも紹介された。
関西にはロングヒルクライムコースが少なく、10Kmを大きく超えるコースとなると、再度山から六甲山山頂を目指す24Kmコースがあるが、あれは複合コースであり、後半はヒルクライムというより尾根を走ることになる。
よって単独のロングヒルクライムコースとなると関西最長ではないだろうか?
コース全体は6~7%程度の比較的大人し目で道も綺麗な走りやすい林道コースだと言える。
とは言え、後半に10~12%主体の最大15%の壁が500m続いたり、林道特有の道路の荒れも見受けられる。
なにより、16Kmオーバーの長丁場、後半キツくなっていくレイアウトなど、油断は禁物。
ダウンヒル時には特に注意が必要で、ダウンヒル時の路面左側(谷側)が大きく凹んでいる場所が多く、またグレーチングが口を開けていたりで、ヘタをすると大転倒し大ケガをする可能性もある。
ダウンヒルは対向車に注意し、道路中央寄りを走る方が良い。
ゆっくり登れば広い層で挑戦出来るコースだが、初心者の場合は途中の金峯神社で休憩すると良いだろう、その2Km後にキツめの壁が待ち受けている。