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関西屈指のロングヒルクライムコース!

2020/10/04

完登数 : お気に入り :
峠DATA
スタート
ゴール
最寄り駅
その他
距離
16.3Km
獲得標高
1003m
平均斜度
6.15%
最高斜度
15%

 吉野駅前からスタートし、県道37号線・桜井吉野線から金峯神社脇を抜け、大峯林道のピークを目指すコース。
 2017年第一回吉野大峯ヒルクライムレースのコースとして、BiCYCLE CLUBの2017年10月号でも紹介された。
 関西にはロングヒルクライムコースが少なく、10Kmを大きく超えるコースとなると、再度山から六甲山山頂を目指す24Kmコースがあるが、あれは複合コースであり、後半はヒルクライムというより尾根を走ることになる。
 よって単独のロングヒルクライムコースとなると関西最長ではないだろうか?
 コース全体は6~7%程度の比較的大人し目で道も綺麗な走りやすい林道コースだと言える。
 とは言え、後半に10~12%主体の最大15%の壁が500m続いたり、林道特有の道路の荒れも見受けられる。
 なにより、16Kmオーバーの長丁場、後半キツくなっていくレイアウトなど、油断は禁物。
 ダウンヒル時には特に注意が必要で、ダウンヒル時の路面左側(谷側)が大きく凹んでいる場所が多く、またグレーチングが口を開けていたりで、ヘタをすると大転倒し大ケガをする可能性もある。
 ダウンヒルは対向車に注意し、道路中央寄りを走る方が良い。
 ゆっくり登れば広い層で挑戦出来るコースだが、初心者の場合は途中の金峯神社で休憩すると良いだろう、その2Km後にキツめの壁が待ち受けている。

スタート地点

スタート地点

 吉野駅から南へ100mの分岐点がスタート地点。
 吉野駅自体をスタート地点としても良い。

序盤

序盤

 序盤は5~6%程度を中心にした緩急で始まる。
 しかし先は長く、徐々にキツくなるので注意。

お食事処「楽」前

お食事処「楽」前

 名前に反し、「楽」の店舗前後が11%と序盤の壁。
 ここを越えれば斜度は緩み、下りすら出てくる。

トンネルの分岐

トンネルの分岐

 コース1/3、4.8Km地点のトンネルの先のT字路。
 ここは突き当りを左へと進む。
 直後の急勾配は短いので一気に登ってしまおう。

宿泊街の分岐

宿泊街の分岐

 トンネルの先、宿泊街の中を走ると再び分岐。
 ここも左へと進む。(小さな鳥居が目印)

5.8Km地点の分岐

5.8Km地点の分岐

 正面にミラーがある5.8Km地点の分岐。
 ここは道なりに左へ進む。

7.7Km地点の分岐

7.7Km地点の分岐

 正面に急斜面が見えてドキリとする。
 ここは傾斜の緩い右へ進むのでご安心を。

大きな法面の左コーナー

大きな法面の左コーナー

 左手の背の高い法面が特徴の左コーナー。
 ここで丁度コースの半分。

金峯神社(10Km地点)

金峯神社(10Km地点)

 ここも分岐になっているが、右ヘアピン状に曲がる。
 この先が激坂なので、初心者はここで休憩しよう。

吉野大峯の壁

吉野大峯の壁

 丁度12Km地点のここから激坂スタート。
 10~12%を主体に最大15%の壁が500m続く。

案内板のある分岐

案内板のある分岐

 500m先のここまで来れば壁は終了。
 辿り着いた先で絶景が見れる。

最後の分岐

最後の分岐

 18Km弱地点の最後の分岐を左へ。
 通行止めとなっているが、実際の通行止めはゴール地点の少し先。

大きな斜面の右コーナー

大きな斜面の右コーナー

 終盤は似たような道が何度も繰り返される。
 左に大きな斜面のある右コーナーで残り2Km。

ゴール地点

ゴール地点

 突然視界が開けて絶景が見られるゴール地点。
 絶景以外何の目印もない。

吉野大峯の絶景

吉野大峯の絶景

 標高1000mを超える視点からは、遥か遠くへ、どこまでも山々が続く。

吉野大峯の絶景

吉野大峯の絶景

 この光景の素晴らしさは写真以上の物がある。
 是非ご自身の脚で登り、その目で確かめて欲しい。

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