府道4号線・茨木能勢線を田尻交差点からスタートし、頂上ピークにある名月峠バス停を目指すコース。
小さな何の変哲もない峠だが、名月姫の伝説で有名な峠。
全長は1.3Kmと短く傾斜も平均5%弱と緩く、初心者でも安心して挑戦出来る、
交通量は多少あるものの道は綺麗で走りやすい。
正直なところ、中級者・上級者には物足りない峠であることは間違いないが、能勢町を東西に横切るには、一番楽なルートとなるだろう。
仲秋の名月の夜に生まれことから名づけられた名月姫、能勢の地で夫と共に平穏に暮らしていたにも関わらず、時の権力者・平清盛に見初められ、清盛の待つ福原(神戸)へと向かう途中、この峠で夫への操を守り自害した。
そんな伝説の残る名月峠、一度訪れてみても良いだろう。