大阪府道7号線・枚方大和郡山線を東へ、奈良方向頂上まで登るコース。
このコースは別名「プチ暗峠」とも呼ばれ、距離は2Km弱と短いが、斜度は平均でも13%を超え、最大斜度は25%を優に超える北大阪でも屈指の激坂コースである。
序盤こそ5~6%から始まり10%程度で道幅もある普通の峠道といった雰囲気だが、400m地点を超えた辺りから突然激坂が現れ、それと同時に道幅もグッと狭くなる。
そこからは15%以上の斜度は当たり前となり、たまに10%程度の休めそうな場所が現れるといった構成。
どこでダンシングをするか?より、どこでシッティングをするか?を考えた方が良いレベルであり、そのダンシングもハンドルを引き付けるようなやり方だと、前輪が浮いてしまう事があるため注意が必要。
トップレベルの難易度であることは間違いないが、時折休めるポイントがある分攻略はしやすい。
頂上にゴルフ場がある関係か、車通りはその道の規模からすると決して少なくはなく、一度も車と遭遇することなく登り切ることは難しい。
足付き無しで登りたい気持ちは分かるが、かなり道が狭いので事故のないよう、十分に自重した走行を心掛けて欲しい。
最後に一言、ここは「プチ暗峠」ではあるが、暗峠はこんな物ではない。
スタート地点
S字クランクにある分岐点がスタート地点。
ここまで西から来ようとすると分かりにくい。
北か南から来るようにすると良い。
スタート序盤
スタートから400m程の序盤は5%程度から始まり、10%まで増していくが、まずまず平均的な斜度。
道も割と広めである。
激坂開始
400m強の地点、右手の看板から激坂が始まる。
ここからは20%前後の激坂が断続的に繰り返され、道幅も狭くなる。
減速帯ゾーン
700m地点から赤い減速帯の区間が始まる。
ここから左ヘアピンまでの300mが最もキツい区間。
左ヘアピン
1Km地点、丁度中間地点となる左ヘアピン。
ここを過ぎれば、一旦楽になる。
左ヘアピン
同じく左ヘアピン。
折り返した直後は斜度は10%強程度に落ち着く。
ここでしっかり足と心拍を休めよう。
減速帯のないストレート
1.2Km地点のストレートで一度減速帯が切れる。
この辺りは斜度12%程度。
激坂ではないが、地味にキツい。
ストレートの先の白い看板
2本目の長いストレートの先に白い看板が見えてくると、ゴールが近い。
正面の白い看板からゴールまで残り200m。
ゴール地点
左にゴルフ場への分岐があるピークがゴール。
直進すると傍示峠の裏側に繋がる。
ゴールから振り返る
ゴールからUターンしてのダウンヒルは相当に危険。
直進してくろんど池方面から南北へ帰路につくことをお勧めする。
大阪側ダウンヒル
急斜面ダウンヒルとなり、かなり危険ではあるが、それなりの景観が拝める。
奈良側ダウンヒル
奈良側は大阪側とは打って変わって、至極まともな峠道。