Tour of Japan 京都ステージ(TOJ京都ステージ)の山岳賞区間(KOM)を走るコースは、山岳賞という名でも親しまれている。
全長4.9Kmに対して平均斜度3.5%と緩めのスペックとなっているが、途中二ヵ所程下りが含まれており、実際の体感的には5~6%程度の平均斜度である。
下りを含む緩急があり、極短い15%の激坂と7~9%の坂で構成されたバラエティ溢れるコースである。
レースに出場する選手はここを含むコースを何周もする訳だが、一発挑戦する我々であれば、初心者でも安心して挑戦が可能である。
序盤は市街地を走り中盤から山へと入って行くが、全体を通して広めの道で交通量も少なく、路面も綺麗で本当に走りやすい。
スタート・ゴール地点で補給は出来ないが、スタートから400mの場所に自販機がある。
欠点の見当たらないコースではあるが、ゴールを迎えた先のダウンヒルは少々勾配がキツい割に道幅が狭いので、そこは注意して貰いたい。
スタート地点
東畑口交差点から西へ向かってスタート。
左手には学研都市が仰ぎ見える。
序盤
スタートから序盤は平坦に近い住宅地を進む。
400m地点のここには自販機もある。
第一ヘアピン
1.3Km地点の最初のヘアピンで住宅地が終わる。
ここから徐々に登りが本格化し始める。
第二ヘアピン
2.1Km地点の第二ヘアピン。
右コーナーと複合し大きく回り込む。
中間点のワインディング
コース中間地点のワインディングゾーン。
この辺りが10%前後と平均勾配が最もキツい。
変則交差点
三叉路が二つ繋がった変形交差点を右へ曲がる。
正面にキツい激坂が見えるが、そこは無視でOK。
分岐点
変則交差点から200m先の分岐は左へ。
最大15%の壁であるが、短いので一気に登ろう。
その直後から下りになる。
下り終わりの右コーナー
下り終わった先の、4Km地点の右コーナー。
ここから再びクネクネとしたワインディング。
視界の開ける左コーナー
木々に覆われたワインディングから一転視界が開く。
ここで残りは500m程度、スパートにはまだ早いか?
ラストストレート
斜度の緩いストレートの先の左コーナーがゴール。
残りの力を出し切ろう。
ゴール地点
山岳賞のプレートが目印のゴール地点。
この先はやや勾配のキツいダウンヒルになる。
山岳賞プレート
このコースの通称「山岳賞」の由来であろう看板。
下った先にはTOJ京都ステージのコース図もある。