府道107号線・雲ヶ畑下杉坂線の東端の小橋から、頂上のピークを目指すコース。
全長1.2Km、平均斜度9%強と勾配はキツいながらも距離の短いスペック。
構成はスタート直後のストレートが最も勾配がキツく、最大瞬間16%の長めの壁があり、それ以降は10%程度の強坂の緩急が繰り返される、最初がキツいタイプ。
距離が短く、元気な序盤に壁を迎えるため、勢いで乗り切りやすい攻めやすさはある。
注意点は第一ヘアピンのインコースで、勾配がかなりキツい上に落ち葉などの堆積物があるため、タイムアタックなどでイン側を攻めると思わぬスリップによる落車の危険性がある。
また道幅が狭くブラインドになっているコーナーもいくつかあるので、滅多に対向車が来る場所ではないが、注意して走行して欲しい。
そしてこのコース最大の注意点は初見殺しと言ってもいい、ゴール詐欺があること。
「そろそろゴールかな?」と思う絶好のタイミングで強坂が終わり視界が開けるポイントがあり、そこがゴールだと勘違いさせられる。
とは言え、そこからゴールまでの200mはかなり緩くなっているので、それを楽しむのも一興。