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雲海の絶景、霧のテラスを目指す激坂コース

2021/10/22

完登数 : お気に入り :
峠DATA
距離
2.89Km
獲得標高
257m
平均斜度
8.89%
最高斜度
19.5%

 竜ヶ尾山、別名竜尾山(りゅうびさん)山頂を亀岡側から目指すコース。
 頂上には秋口から霧が深い日には雲海が望める、かめおか霧のテラスがあることで有名。
 全長2.9Km、平均斜度9%とそこそこ高いスペックではあるが、実際に走るともっと強烈である。
 序盤に緩い勾配が集中していること、そして中盤以降も緩急があることから平均斜度が低くなっているが、体感的な斜度はかなり高い。
 事実中盤からは13~15%の激坂が何度も現れ、18%を超える場所もあり、全体的に段々とキツくなる構成とも相まって過酷なコースである。
 時折勾配が緩む場所があり、そこでいかに上手く休むかが攻略の重要なポイントである。
 頂上にゴルフ場があることから、車通りはそれなりにあるが、路面はそれ程悪くなく広めであり、走行に問題はない。
 初心者にお勧め出来るコースではないので、その場合は裏竜ヶ尾山から登ると良いだろう。
 頂上にある霧のテラスからの眺望は正に絶景、ここへたどり着く苦労は必ず報われる。

スタート地点へのアクセス

スタート地点へのアクセス

 京都縦貫道と国道423号線の交差地点、重利交差点。
 重利交差点を南東方向へ、京都縦貫道に沿って進む。
 スタート地点までキツい勾配があるので注意。

スタート地点

スタート地点

 京都縦貫道を渡る橋からスタートする。
 霧のテラスを示すプレートもあり分かりやすい。
 すぐ脇に平和台公園があり、中にトイレもある。

コテージ(?)のヘアピン

コテージ(?)のヘアピン

 コテージ風の建物を回り込む右ヘアピン。
 この辺りはかなり緩やかだが、温存を心掛けよう。

公園前

公園前

 右手に公園が見えてくると、ヒルクライムも本格化。
 ここから段々勾配が増してくる。

第一の壁

第一の壁

 公園を過ぎた後、700m地点に第一の壁。
 ここから何度も同様の壁が表れる。

看板前

看板前

 亀岡カントリークラブの看板前を右へ進む。
 この辺りは緩やかなので息を整えよう。

S字コーナー 

S字コーナー 

 ほぼ中間地点となる1.4Km地点のS字コーナー。
 視覚的にもキツく見える我慢のポイント。

第二の壁

第二の壁

 右手に鉄柵と門が見る1.9Km地点に第二の壁。
 ここから緩急が繰り返しやって来る。

減速帯ゾーン

減速帯ゾーン

 減速帯が表れ始めるとコースも終盤。
 残り700m程度だが、無理は出来ない強坂が続く。

エスケープゾーン

エスケープゾーン

 左手に大きくエスケープゾーンが設けられている。
 ここからの軽い下り坂が最後の休憩ポイント。

ゴール前、最後の激坂

ゴール前、最後の激坂

 ゴール手前に最大最後の20%近い激坂が来る。
 しかも少し長めでもあり、最もキツいポイント。

亀岡カントリークラブ前

亀岡カントリークラブ前

 亀岡カントリークラブが見えたら激坂も終わり。
 歯を食いしばって力を出し切り、右へ進む。

ゴール地点

ゴール地点

 ゴルフ場前から右へ100m進むと霧のテラス前。
 右手のテラスに目を奪われるが、左手のブラインドコーナーに注意しよう。

かめおか霧のテラス

かめおか霧のテラス

 初めて訪れたならきっと声が漏れること請け合い。
 ここまでの激坂の苦労も報われるだろう。
 秋から冬にかけて早朝に来ると雲海が見れることも。

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 ここに掲載されている情報はすべて管理人(Nalcise)が実際に走行し、情報収集・撮影・作成しております。
 データ作成に当たり、関西ヒルクライムTT 峠資料室を参考にさせて頂いております。

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