京都霊園入り口前からスタートし、頂上にある西山高原アトリエ村の入り口まで登るコース。
全長2.5Km強と比較的短めながら、平均斜度は12%を超す激坂な上に、かなりの悪路で難易度は相当高い。
比較的短めと称したが、全長2.5Kmを超える激坂コースは他に例がなく、そういう意味では長いとも言える。
とは言え恐れるなかれ、激坂コースではあるがひっくり返りそうな馬鹿げた超激坂はなく、最大でも瞬間18%程度であり、常識範囲内のレイアウトである。
概ね12~15%の激坂で辛抱を強いられる上に悪路が続き、辛抱とバランスが要求されるものの、7~9%の休めるポイントが適度に現れる点と、悪路ではあっても堆積物はないのでスリップに悩まされることがないことから、持久力があれば登り切れるだろう。
むしろこのコースの注意点は、その激坂&悪路のダウンヒルである。
激坂&悪路故のブレーキングのハンパないキツさを存分に味わいつつ、充分注意して下って貰いたい。
スタート地点
京都霊園の白い看板が目立つ国道9号線の交差点。
ここにある小さな橋を渡ったところからスタート。
スタート直後
左コーナーの先に延びる9%程度の強坂。
なかなかの傾斜に身構えるがまだまだ序の口。
黄色いゲート
800m地点の開かれたゲート前でコース1/3。
そろそろ体力的にキツくなり始める頃。
右ヘアピン
最初のヘアピンらしいヘアピン。
絶景ポイントだが、登り下り共に見る余裕はない。
中間地点
トタン壁の緩い右コーナーが中間の1.3Km地点。
前方の左コーナーの先がコース最大の18%超の壁。
鉄骨のある左ヘアピン
鉄骨が印象的なヘアピンはイン側の傾斜がキツい。
出来るだけ大回りして登ろう。
終盤入り口の休憩ポイント
鉄骨ヘアピンを抜けて暫くすると、傾斜がかなり緩み、7%程度から時には5%にも下がる。
ここでしっかり休んでゴール前の壁に備えよう。
白い門
左手の白い門を過ぎると残り400m。
ここから最大17%の最後の壁が始まる。
ゴール手前
正面に見えるカーブミラーの先がゴール。
傾斜も緩んでいるのでラストスパートを。
ゴール地点
中央にオブジェのあるここがゴール地点。
この先は町工場サイズの工業団地といった雰囲気。
荒れた路面
ご覧のように路面は驚くほど荒れている。
そのお陰で自由なライン取りが難しい。
ヘアピン前の絶景
最初のヘアピンからの景観。
西山の峠は総じて景観が良く、ここも例外ではない。