国道163号笠置橋近くから切山の集落を経て三国越林道に至るコース。
全長3.6Km、平均斜度10%というスペックであるが、大きく緩急の付いた構成となっており、15%~20%の激坂が何度も現れるため、体感としての平均斜度はもっと高い。
緩急があるということは休めるポイントがあることを意味し、初見かどうかでコース難易度が大きく変わって来ると思われる。
コース構成は前半の集落内と後半の林道の二つに分かれ、激坂は前半に集中しており、後半に激坂はほとんどなく、10%前後の耐久コースといった趣き。
攻略のコツは、前半の激坂で体力を使い切らないことと、少し行儀が悪いが、右寄りにアスファルトの上を走ること。
集落内はコンクリート舗装が敷かれているが、このコンクリートの目が粗くタイヤの転がりが悪い。
それに対し中央右寄りにあるアスファルト部は割と滑らかなので、そこを走ると幾分楽である。
なかなかの難コースではあるが特に序盤の景観は良く、キツくても顔を上げ、その眺望を楽しんで貰いたい。