宇治・天ケ瀬ダム北側、宇治市道・志津川池ノ尾線を喜撰山ダムまで登るルート。
別名、志津川林道とも呼ばれるそうで、林道コースである。
全長2.9Km、平均斜度8.2%はそこそこの斜度の印象を与えるが、実際の難易度はそこまで高くはない。
無論平均斜度に偽りはないのだが、15%や12~13%の激坂・強坂がスタート直後からの序盤に集中しているため、元気な内に乗り切ることが出来、中盤以降は穏やかな傾斜が中心となっているので、初心者でも安心して挑戦出来るコースである。
また、集落の奥に位置するコース配置や、スタート地点にある厳かな神女神社、森林に包まれたコース、途中にある壮大な絶壁、ゴールの先にある景色など、落ち着きや荘厳さ、美しさを併せ持った非常に素晴らしいコースである。
路面も林道としては悪くなく、交通量も少なく走りやすい。
環境、難易度、景観などすべてにおいて初心者にお勧めしたいコースだと言える。
ただ注意点は二つあり、スタート位置が少々分かりづらいのでしっかり地図で把握することと、スタートからゴールまでコース全域に自販機も何もなく、補給やトイレが出来ないので、事前準備を整えておくことである。