府道321号和束井出線を和束町側から井出町方面へ、ピークまで登るコース。
このコースはその名が示す通り、人気コース大正池の裏側に当たるルートであるが、傾斜が強く道幅も狭い難コースとなっており、正に裏の顔である。
距離は短めの2.5Kmながら、平均斜度10.8%は掛け値なしで、強坂が延々と続く印象。
主なコース構成は以下の3つに分かれる。
9%前後の直線主体の序盤、12%一定の九十九折れの中盤、10~14%の緩急が織りなすワインディングの終盤。
序盤は飛ばし過ぎないよう心掛け、中盤は我慢のシッティング耐久、終盤では激坂部分をダンシングで凌ぎながら緩めの場所で足を休めるようにしよう。
交通量は少な目ではあるが軽トラ・乗用車にツーリングのオートバイと様々な往来があり、道は登るにつれてひび割れなどが目立つものの、比較的良好な部類。
また景観も表とは違い、和束町が一望できる大変素晴らしい物。
第1回KYOTOロングライドに組み込まれたコースであり、恐らくその景観の美しさから選ばれたのだろうと思われるが、少々難コース過ぎたのではないだろうか。