国道163号笠置橋近くから切山の集落を経て三国越林道に至るコース。
全長3.6Km、平均斜度10%というスペックであるが、大きく緩急の付いた構成となっており、15%~20%の激坂が何度も現れるため、体感としての平均斜度はもっと高い。
緩急があるということは休めるポイントがあることを意味し、初見かどうかでコース難易度が大きく変わって来ると思われる。
コース構成は前半の集落内と後半の林道の二つに分かれ、激坂は前半に集中しており、後半に激坂はほとんどなく、10%前後の耐久コースといった趣き。
攻略のコツは、前半の激坂で体力を使い切らないことと、少し行儀が悪いが、右寄りにアスファルトの上を走ること。
集落内はコンクリート舗装が敷かれているが、このコンクリートの目が粗くタイヤの転がりが悪い。
それに対し中央右寄りにあるアスファルト部は割と滑らかなので、そこを走ると幾分楽である。
なかなかの難コースではあるが特に序盤の景観は良く、キツくても顔を上げ、その眺望を楽しんで貰いたい。
スタート地点
国道163号線、笠置橋西のド派手な看板の分岐点。
見落とすことはほぼない。
スタート直後
スタート開始から15%を越えそうな激坂。
しかしまだまだ序の口。
序盤の九十九折れ
序盤は九十九折れから始まり、この九十九折れを抜けると集落に入る。
集落開始
400m地点、ここから集落が始まる。
コース右寄りのアスファルトが滑らかで走りやすい。
集落内
800m地点、右コーナー。
集落内は多く分岐があるが、ほぼ迷うことはない。
笠置形燈篭
右手の石柱が目印の1Km地点。
まだ1/3にも満たない。
激坂右コーナー
石柱の100m先、左に視界の開ける右コーナー。
急勾配でキツいが、左に眺望が広がる。
S字コーナー
右に見える1.2KmのS字コーナー。
見た目に圧倒されるが、ここが最後の壁。
集落上からの眺望
キツいコースではあるが、眺望は良い。
苦しい時こそ顔を上げよう。
小さな橋
1.8Km地点の小さな橋がコース唯一の平坦な場所。
距離的には半分だが、体感的には2/3クリア。
終盤、林間コースの入り口
林間コースへと入って行く2Kmの右コーナー。
平坦区間が終わり、以後10%前後の坂が続く。
分岐
2.5Km地点の分岐。
下りの右に行きたくなるが、もちろん左である。
ストレート
終盤は進むにつれ傾斜が緩くなり、3.2Kmの直線は5%程度にまで緩む。
ゴール地点
最後の左コーナーを抜けると突如現れるゴール。
正面に見える三国越林道を左に行くと和束町。