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和束No.1の傾斜と九十九折り

2020/10/28

完登数 : お気に入り :
峠DATA
スタート
ゴール
最寄り駅
その他
距離
3.22Km
獲得標高
242m
平均斜度
7.52%
最高斜度
19%

 和束町の白栖橋交差点から宇治田原へ抜ける府道62号宇治木屋線を、北にピークを目指して登るコース。
 茶畑に囲まれた和束町は峠にも恵まれ、すぐ脇にローソンがある白栖橋交差点はその峠群の中心地的場所にあり、ヒルクライマーの間では富に有名。
 大正池は特に知名度が高く人気コースだが、その裏手にあるここ犬打峠は和束町の、いや宇治方面の最高難度を誇ると言っても過言ではない。
 全長3.22Km・平均斜度7.52%はそこそこのスペックだが、一度でもここを登った事がある者は「これはまやかしだ」と言うだろう。
 なぜなら前半分は4%程度の極軽い物だからだ。
 事実後半だけのスペックならば、全長1.62Km・平均斜度10.86%である。
 数値的には裏大正池長坂峠(西)と同程度だが、前半のオマケ付きとコースレイアウトなどの関係か、それ以上の難易度に思われた。
 道幅は狭く険しいが、路面は良好で落石なども見当たらない。
 なお、この峠はトンネルなどで再整備される予定があるようで、いずれ消える道なのかもしれない。

スタート地点

スタート地点

 有名な白栖橋交差点がスタート地点。
 ここから北へ向かってスタートする。

序盤

序盤

 前半の55%は4%程度の緩やかな坂が続く。
 後半が本番なので、ここで調子に乗ってはならない。

本番開始

本番開始

 お茶の販売所がある左コーナー。
 ここから本番の後半が始まる。

第一ヘアピン

第一ヘアピン

 後半すぐに林道となり、九十九折りが始まる。
 それと当時に傾斜が10~11%に増して来る。

九十九折りゾーンは抑えて

九十九折りゾーンは抑えて

 4連続ヘアピンの辺りは緩急がある。
 その緩急を上手く使って、出来るだけ温存しよう。

第四ヘアピン

第四ヘアピン

 九十九折りゾーン最後のヘアピン。
 ここから15%の壁が始まる。

ストレートなワインディング

ストレートなワインディング

 九十九折り後、一転して先の見通しが良くなる。
 この先まで見える急勾配が逆に精神を削って来る。

ゴール手前の右ヘアピン

ゴール手前の右ヘアピン

 ゴール400m手前の右ヘアピン。
 実際にキツい傾斜な上に、更にキツく見える景観で心が折れそうになる。

ゴール直前の分岐

ゴール直前の分岐

 金胎寺への分岐の20m先がゴール。
 分岐を左へ向かうとゴールがある。

ゴール地点

ゴール地点

 このピークがゴール。
 傾斜がキツく険しいコースだが、本番は1.6Kmと短いことが唯一の救い。

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 データ作成に当たり、関西ヒルクライムTT 峠資料室を参考にさせて頂いております。

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