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大正池の裏の顔は激坂難コース

2020/07/20

完登数 : お気に入り :
峠DATA
スタート
ゴール
最寄り駅
その他
距離
2.31Km
獲得標高
251m
平均斜度
10.8%
最高斜度
14%

 府道321号和束井出線を和束町側から井出町方面へ、ピークまで登るコース。
 このコースはその名が示す通り、人気コース大正池の裏側に当たるルートであるが、傾斜が強く道幅も狭い難コースとなっており、正に裏の顔である。
 距離は短めの2.5Kmながら、平均斜度10.8%は掛け値なしで、強坂が延々と続く印象。
 主なコース構成は以下の3つに分かれる。
 9%前後の直線主体の序盤、12%一定の九十九折れの中盤、10~14%の緩急が織りなすワインディングの終盤。
 序盤は飛ばし過ぎないよう心掛け、中盤は我慢のシッティング耐久、終盤では激坂部分をダンシングで凌ぎながら緩めの場所で足を休めるようにしよう。
 交通量は少な目ではあるが軽トラ・乗用車にツーリングのオートバイと様々な往来があり、道は登るにつれてひび割れなどが目立つものの、比較的良好な部類。
 また景観も表とは違い、和束町が一望できる大変素晴らしい物。
 第1回KYOTOロングライドに組み込まれたコースであり、恐らくその景観の美しさから選ばれたのだろうと思われるが、少々難コース過ぎたのではないだろうか。

スタート地点

スタート地点

 白栖区公民館前の分岐がスタート地点。
 写真右側の登っている道を入って行く。

序盤

序盤

 序盤600mは直線主体の構成。
 斜度も8~9%程度と控えめ。(抑え目推奨)

最初の九十九折れ

最初の九十九折れ

 スタートから600m地点の最初のヘアピン。
 ここからヘアピンが4回繰り返される区間が、11%の斜度がほぼ一定で続く我慢の区間。

九十九折れ終了

九十九折れ終了

 ヘアピン4つ目を過ぎ、右手に大きな法面が見えると、九十九折れ区間が終わる。
 ここから斜度が増すワインディング区間に入る。

終盤、森の中

終盤、森の中

 1.5Km地点。
 終盤はご覧の通り、山深くなってくる。

終盤の絶景ポイント

終盤の絶景ポイント

 2Km地点の視界が開けたポイント。
 ここ左手の景観は是非見逃さないで欲しい。

最終左ヘアピン

最終左ヘアピン

 2.1Km地点の最終左ヘアピン、残り200m強。
 ヘアピンの先がキツく見えるが、実際は10%程度。

ゴール地点

ゴール地点

 左コーナーの先にある頂上がゴール。
 その先は大正池を下ることになる。

景観

景観

 裏大正池は景観の良い場所が何ヶ所かある。
 ぜひその景観も楽しんで貰いたい。

スタート近く、白栖橋交差点

スタート近く、白栖橋交差点

 スタート地点から更に下った所にある白栖橋交差点。
 複数の峠のスタート地点でもあり、補給も出来る。

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