府道733号線・柚原向日線を金蔵寺前を通過して逢坂峠ピークを目指すコース。
すぐ南には超難コースの善峯寺があり、ゴール地点もほど近いのだが、こちらの方が難易度的には幾分か楽である。
スタートから序盤は住宅地の中の緩やかな坂が続くのだが、そこから山へ入る辺りで徐々に斜度が増し、終盤のコンクリート舗装に至ると、20%に届こうかという急斜面に落ち葉などの堆積物や拳大の落石など、序盤と終盤では全く別物の難易度である。
前半の難易度が低いことや、全体的な距離が短めなこと、激坂も短めであり、全体的に勢いで何とか乗り切れそうな印象もあるため、コース全体としての難易度は評価が分かれるところと思われる。
とは言え、終盤は一度足を停めるとビンディングでは再スタートが難しいような激坂で、堆積物によるスリップなどもあり、初心者にはお勧め出来ない。
激坂難コースの入門用といったところ。
スタート地点
八幡バス停前にあるY字路がスタート地点。
この分岐を右に入って行く
序盤の緩斜面
コース序盤1/4は5%前後の緩やかな坂が続く。
ウォーミングアップは良いが調子に乗って足を使わないこと。
ブランジュ前
レストラン「ブランジュ」を通り過ぎると、そろそろ緩やかな序盤は終わりを迎える。
一つ目の橋
「ブランジュ」のすぐ後に一つ目の橋を渡る。
二つ目の橋までの直線が約15%の短い激坂。
しかしこれはまだ軽いジャブ。
二つ目の橋
短い激坂を登り切ると二つ目の橋がある。
この橋を渡るように右ヘアピンを通ると、そこから山コースへと入って行く。
入亀山霊園
山岳地帯を暫く走ると右手に見えるのが2Km地点の「入亀山霊園」。
ここまでは体力温存、息が切れていないぐらいが理想的。
金蔵寺分岐
本コースで最も間違えやすい分岐。
ここは左へ、少し下るように進む。
さぁ、本番開始だ。
コンクリート舗装
金蔵寺分岐の後、左に見える金網と共にコンクリート舗装が始まる。
徐々に留まることなく、斜度が増していく。
激坂&堆積物
3.5Km地点、斜度は18%くらいまで増して来る。
そのキツい斜度に加え、落ち葉などの堆積物も増すのでスリップに注意。
右ヘアピン
ヘアピン上下の落差を見て欲しい。
この辺りは道が狭く、運悪く対向車が来た場合は無理せず足を着いてやり過ごした方が良い。
左ヘアピン
先ほどの右ヘアピンからこの左ヘアピンにかけて、瞬間最大20%。
流石にそれは瞬間的だが、15%以上が続き、この後幾分楽になっていく。
ゴール地点
ヘアピン後、3つ程コーナーをやり過ごすと見える「逢坂峠」の看板。
この先を下ると、善峯寺(後半)のゴールと合流、樫田方面へと進む。