大津市と京都山科を結ぶ小さな峠を、滋賀から登るコース。
京滋を結ぶメインルートである東海道(国道1号線)の逢坂越を大関越と呼び、その裏道的な存在として古くから小関越と呼ばれる。
現在でもその裏道としての存在感は健在で、車通りの多い国道を回避し、ショートカットが可能。
スペック的には全長1Km強の小さな峠で、最後の最大斜度15%の壁だけが難所。
初心者でも気合とガッツで何とかなるだろう。
路面は悪くはないが、多少の荒れや大き目のグレーチングに注意。
小さな峠道の割には車の通行量は多いので、その点には注意して走ろう。
このコースの最大の問題点は、スタート地点の場所が分かりにくいこと。
上記スペック表にあるスタート地点のリンクからGoogleマップを開いて、地図をしっかり確認して欲しい。
スタート地点
左手に見える小関越道標の石碑からスタート。
住宅地の中なので、場所が分かりにくい。
小関越道標
スタート脇には小関越道標の他、案内板や石の鳥居などがある。
序盤
スタートから序盤は住宅街の中、緩い勾配を進む。
思いの外、車の通りは多いので注意。
等正寺 宗林墓地前
墓地の前を通り過ぎると住宅地ゾーンも終わり。
それと同時に少しずつ勾配が増し始める。
分岐点
老人ホームへの分岐はそのまま直進。
概ねここで半分だが、ここから登りは本格化する。
コース後半
趣のある小川の脇を登り進めるコース後半。
概ね10%程度といったところ。
ゴール手前
勾配キツめの左コーナーから残り200m。
ここから更に勾配が強まり、最大15%の壁になる。
ゴール地点
15%の壁の先にあるほこら前がゴール。
少し見つけにくので、左手に注意しながら登ろう。
小関地蔵
小関越を象徴する小関地蔵のほこら。
ローディの他、ハイカーの人たちもよく見かける。
小関越道標の説明プレート
説明によると、横にある道標は江戸時代中期に建立されたものとのこと。