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東海道・大関越の裏道、小関越

2021/08/25

完登数 : お気に入り :
峠DATA
距離
1.13Km
獲得標高
92m
平均斜度
8.14%
最高斜度
15%

 大津市と京都山科を結ぶ小さな峠を、滋賀から登るコース。
 京滋を結ぶメインルートである東海道(国道1号線)の逢坂越を大関越と呼び、その裏道的な存在として古くから小関越と呼ばれる。
 現在でもその裏道としての存在感は健在で、車通りの多い国道を回避し、ショートカットが可能。
 スペック的には全長1Km強の小さな峠で、最後の最大斜度15%の壁だけが難所。
 初心者でも気合とガッツで何とかなるだろう。
 路面は悪くはないが、多少の荒れや大き目のグレーチングに注意。
 小さな峠道の割には車の通行量は多いので、その点には注意して走ろう。
 このコースの最大の問題点は、スタート地点の場所が分かりにくいこと。
 上記スペック表にあるスタート地点のリンクからGoogleマップを開いて、地図をしっかり確認して欲しい。

スタート地点

スタート地点

 左手に見える小関越道標の石碑からスタート。
 住宅地の中なので、場所が分かりにくい。

小関越道標

小関越道標

 スタート脇には小関越道標の他、案内板や石の鳥居などがある。

序盤

序盤

 スタートから序盤は住宅街の中、緩い勾配を進む。
 思いの外、車の通りは多いので注意。

等正寺 宗林墓地前

等正寺 宗林墓地前

 墓地の前を通り過ぎると住宅地ゾーンも終わり。
 それと同時に少しずつ勾配が増し始める。

分岐点

分岐点

 老人ホームへの分岐はそのまま直進。
 概ねここで半分だが、ここから登りは本格化する。

コース後半

コース後半

 趣のある小川の脇を登り進めるコース後半。
 概ね10%程度といったところ。

ゴール手前

ゴール手前

 勾配キツめの左コーナーから残り200m。
 ここから更に勾配が強まり、最大15%の壁になる。

ゴール地点

ゴール地点

 15%の壁の先にあるほこら前がゴール。
 少し見つけにくので、左手に注意しながら登ろう。

小関地蔵

小関地蔵

 小関越を象徴する小関地蔵のほこら。
 ローディの他、ハイカーの人たちもよく見かける。

小関越道標の説明プレート

小関越道標の説明プレート

 説明によると、横にある道標は江戸時代中期に建立されたものとのこと。

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 データ作成に当たり、関西ヒルクライムTT 峠資料室を参考にさせて頂いております。

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